妊娠すると何がどう変わるのか?その流れについてご説明致します。

アフターピルで危険を回避 - 避妊薬の低用量ピルとアフターピル

妊娠のメカニズム

妊娠のメカニズム

妊娠をするための順序

妊娠とはいくつかのプロセスによって成立するものです。まず大前提としてセックスを行わなければなりません。男性が射精することにより精子が子宮頸管を通り、卵管へ行きます。排卵された卵子は卵管に吸い上げられますのでタイミングよく精子が卵子の中に入れば受精卵となり、やがて子宮内に移動し着床します。ざっくりとした説明になってしまいましたのでもう少し細かく見てみましょう。

精子が卵子を目指し、卵子は精子の到着を待っている

精子が卵子を目指し、卵子は精子の到着を待っている

射精された精子は子宮頸管を通ります。目指す場所は卵管ですがその際は子宮内を通ります。子宮頸管はその際に粘液を出すので、精子は子宮内を通りやすくなります。卵巣から排出された卵子は卵管采と呼ばれる部位から卵管に取り込まれます。すでに卵管へたどり着いている精子は、卵子の到着を待っています。

やがて精子と卵子が出会うと受精が始まります。射精時に約一億個あった精子は大幅に減っておりさらにその中の1つが卵子に入り込むことで受精が成立します。この時点で大きな競争が始まっているわけなのですね。受精が成立したら、他の精子が入り込まないように受精膜というバリアが形成されます。その後は細胞分裂を繰り返しながら卵管から子宮へ移動していきます。

妊娠が成立することはすごいことです

約一週間から10日かけて子宮へたどり着き子宮内膜へと着床します。着床後も細胞分裂を繰り返し、胎児になっていくのです。受精の確率もそうですが着床の確率も100%ではありません。排卵日にセックスを行うと受精はしやすいようですが、着床の確率までは上がりません。妊娠とは偶然に偶然が重なった出来事なのです。そう考えると非常にロマンがありますね。

避妊薬も妊娠のメカニズムを利用したもの

避妊薬も妊娠のメカニズムを利用したもの

少し話が変わります。避妊薬の避妊効果とは、配合されているホルモンの作用によって脳下垂体を妊娠したと思わせることによって成立します。それにより排卵の抑制、子宮内膜の増殖の抑制、そして子宮頸管の粘膜を変化させ精子を通りにくくします。これが避妊薬を用いることによる避妊効果です。もちろん服用をやめればその効果はなくなります。すぐに妊娠できる状態になりますので安心して下さい。ある意味では妊娠のメカニズムを応用しているとも言える低用量ピルを用いた避妊。人間の体は実に面白いものであると言えます。