日本の女性は海外の女性と比べると非常に避妊薬の使用率が低いと言われています。何が違うためなのでしょうか?

アフターピルで危険を回避 - 避妊薬の低用量ピルとアフターピル

海外の女性の使用率

海外の女性の使用率

使用率の割に中絶件数の多い日本

日本の中絶手術の件数は、世界から見ればとても多いようです。避妊方法で最も使用率の高いコンドームを使っていても関係ありません。その理由としてコンドームでも確実な避妊は出来ないからです。厳密に言えば間違った着用方法で、セックスの途中に外れてしまうためです。そのような事が起これば避妊の意味は全くありません。

そうした事故も含め、妊娠をしてしまった場合アフターピルを服用する。もしくはそれが間に合わずに中絶手術を選ぶ事になってしまうのです。しかし海外は宗教観により中絶手術はタブー視されており、なにより避妊は女性自身が行います。特にフランスの女性の避妊薬使用率は43.8%。ピル先進国ともいえます。ただしコンドームの使用率は日本とは真逆でとても低いです。

海外で避妊とは避妊薬を使うこと

海外で避妊とは避妊薬を使うこと

フランスも含め、欧米は避妊=避妊薬という考えが根付いていますし(学校でもそう教えられます)、自分の体は自分で守るという意識が高いです。また避妊目的のみではありません。女性特有の症状、例えば生理不順や思い生理痛の改善目的でもよく使用されるようです。

薬局で普通に購入出来る事も海外の避妊薬普及率が高い理由でしょう。イギリスに至っては無料で手に入るようです。一方日本での避妊薬の扱いはというと、処方せんが必要になります。例え避妊目的ではなく、生理痛の改善などで必要と思っても医療機関へ向かい、処方せんをもらわなければなりません。身近であるかどうか、というのも大きなポイントとなりそうです。

避妊薬で誤解をしてはいけない点

避妊薬で誤解をしてはいけない点

しかし避妊薬を服用しているから必ず妊娠が防げる。という考えは持ってはいけません。避妊薬を服用した避妊率は「ほぼ100%」であって「100%」ではありません。この違いはかなり大きいです。また性感染症も防げません。つまり避妊薬を服用していてもコンドームの使用は絶対に行うべきことです。

この観点を見誤ると思わぬ事態を引き起こす可能性があります。それは海外の女性、日本の女性問わずです。まずは正しい使用方法で避妊薬を服用すること。セックスを行う際にはコンドームを装着すること。それがお互いの信頼にもつながってきます。